通信供養(つうしんくよう)
※【意味】遠方の方や身体が不自由な方など、直接神社やお寺に訪問して供養することが難しい場合に、インターネットや手紙、FAXなど様々な手段を用いることで、直接訪問しなくてもいい形で対応できる供養のこと。ライブカメラなどのオンライン環境がなくても安心して利用することができる。身体が不自由な方や、インターネットが苦手な高齢者の方なども安心して利用することができる。
水子供養(みずこくよう)
※【意味】水子供養とは、この世に生を受けることができなかった胎児の冥福を祈り、寺院にて供養を行う日本特有の供養のこと。
動物供養(どうぶつくよう)
※【意味】動物供養・ペット供養とは、犬や猫などのペット、盲導犬や警察犬などの労働に従事した動物達や人間が生きる為に食料になった鳥などの家畜等、人間の為に役立った動物達に感謝し、その霊の冥福を祈る為に神社仏閣にて行う供養のこと。
物品供養(ぶっぴんくよう)
※【意味】物品供養・人形供養とは、遺品や御守り、人形など粗末に捨てられない長く使ってきた物を、「お焚き上げ」などの形で神社仏閣にて行う供養のこと。
法事・法要(ほうじ・ほうよう)
※【意味】法要とは、死者の冥福を祈るための供養行事。法事とは、法要とその後の会食を含む行事が一緒になった仏教行事のこと。
お盆(おぼん)
※【意味】お盆とは、仏教用語の盂蘭盆会(うらぼんえ)の略称で、日本の夏に行われる先祖の霊を祀る一連行事のこと。地域によって旧暦(太陰暦)の7月15日頃と新暦(太陽暦)の8月15日頃に行われており、行事の内容や風習は地方それぞれに様々な様式がある。13日夕刻に先祖の霊を迎え入れるために迎え火(むかえび)をたき、16日お盆に帰ってきた死者の魂を現世からふたたびあの世へと送り出す送り火(おくりび)をたく。送り火は川で行われる地域もあり、「燈籠流し」が行われている。地方や宗派によっては、先祖の霊魂がこの世とあの世を行き来するための乗り物として、「精霊馬」(しょうりょううま)と呼ばれるナスやキュウリを動物に見立てたものを仏壇などに置いている。「お盆期間中に行われる「盆踊り」とは、15日の盆の翌日、16日の晩に神社仏閣の境内で行われる夏祭りであるが、これは地獄の苦しみから逃れた死者が喜んで踊る状態を模したものといわれている。新盆・初盆とは四十九日を過ぎてから初めて迎えるお盆のこと。
四十九日法要(しじゅうくにちほうよう)
※【意味】故人の命日から49日目に行われる仏式の法要のこと。葬儀後の法要の中で最も重要な法要で、閻魔様の裁きにより故人の来世の行き先が決まるとされており、仮位牌から本位牌へ魂を移す儀式が行われる。※故人の命日を1日目、命日の前日を1日目として数えるなど、地域によってルールが異なるので注意が必要である。
一周忌法要(いっしゅうきほうよう)
※【意味】故人の命日から1年後の命日が一周忌である。家族や親族のほか、故人と縁の深かった友人や知人を招いて法要を営む。僧侶による一周忌法要の読経のあとに焼香をし、一同で食事をするのが一般的である。法要は命日の当日に行うのが理想であるが、実際には参列者の都合もあり、週末に行うことが多い。命日より早めの日程で行うのが慣わしである。
※一周忌までが喪中(もちゅう)で、喪中に迎えた正月は、年賀状、初詣などの正月行事は控える必要がある。
※一周忌までが喪中(もちゅう)で、喪中に迎えた正月は、年賀状、初詣などの正月行事は控える必要がある。